2007 Xiamen/China  中国、厦門(アモイ)旅行記

2日目 11月24日(土)

【集美学村へ】(ジュウメイシュエツン)

 旅行のガイドブックを見ると、よく、星が1つ〜3つ、付いていて、オススメスポットのオススメ度数を表示しています。ガイドブックの星の数は、人に寄っては合っているかもしれないし、合っていないかもしれないので、当てにならないと思っていました。今回は旅の準備で一応、「地球の歩き方 広州・アモイ・桂林07〜08」という本を立ち読みすると、集美学村という地域に星が3つ付いていました。その景色の写真、たいしたことはないななんて思いつつも、なんとなく行きたい気分になっていました。本当は初日に行ってみようかとも思っていたのですが、移動に時間がかかったので、2日目に行くことにしました。


 選んだ移動方法は、もちろん!?路線バス。時間がかかるかもしれませんが、安くて、人々の姿も堪能できるので、この方法にしました。ホテルを出て、ガイドブックに載っているバスの番号を探しながら、フェリー乗り場のバス停「輪渡」まで着いてしまいました。「輪渡」は各方面へのバスが出ているターミナルで、看板も多く出ているので、「集美」の文字を探すと、ガイドブックには載っていない路線番号を幾らか発見しました。丁度、行きそうな507番バスが来たので、走って乗り込み、運転主さんに聞くと、行くとの事。値段を聞き、3元(45円)を払ってノンビリすることに。このバスには「全程4元 分段計費」と書いてありました。1元〜4元の間で距離に寄って違うみたいです。


 市街地を通過し、なんだかんだで1時間ほどかかり、バスは厦門大橋を渡りました。渡り来る頃合から、それらしき建物も見えてきて、ワクワクし始めました。運転手さんにも確認をしていましたが、この地域ではバスの中に貼られた路線図の停留所名とは違う所で、何度か止まり出しました。このまま乗り続けると、段々と遠のいてしまうと感じ、他のお客さんに紛れてサッと降りてみました。


 厦門はコロンス島に西洋建築の建物が多く残り有名ですが、この一帯も、西洋建築のきれいな建物が多く、それらが学校だということで、驚きました。中国とは思えない本当にキレイな街並みでした。


 朝も早い土曜だったせいか、人も少なくとてものどかでした。


 上の写真の門がこの村の入り口みたいな所でした。バスを降りた街から入り口へ戻り、海の方へ。女性の漁師さんたちがおそろいの帽子で仕事をしていました。


 海沿いの公園と厦門大橋です。見晴らしが良く、風が気持ち良い一帯でした。


 

 歩いていてもとても気持ちが良いこの一体では、客席を取り付けたバイクが観光に活用されていました。


 厦門は福建省。福建省と言えば、ウーロン茶ですが、鉄観音茶で本場でもあります。この辺は物価が安いみたいでしたので、お土産探しにも良いかもしれません。


 海のすぐ脇にプールみたいな囲いが作られ、子供達が風船みたいな球の中に入って遊べる施設がありました。見ていて面白かったです。


 しばらく歩いて、12時近くなり、お腹が空いたなと思っていると、大好きな小吃(シャオチー)食堂を発見!看板を見ると、全品5元(75円)以内。安い!読めないので適当に指差しで頼んでみました。


 小吃だし、水餃子だし、安いし、それほどのボリュームはないだろうって思って2品注文してしまいました。そうしたら、麺も餃子も思ったより、ボリュームがあって、ガッツリ2人分というか、2食分ありました。どちらにも炒めて焦がした長ネギと生のネギが入り、異なったサッパリ味で美味しかったです。


 たらふく食べて、汗だくになり、散策を再開。土曜の昼なので、授業が終わったのか、部活とかの活動なのか、学生達の姿が見え出してきました。


 観光客の姿も多くなってきました。それにしても本当にキレイな学校達。本当に中国?


 自分もこんな街並みで学生生活を送りたかったです。


 学園村を少し離れると、若者で溢れる街並みがありました。


【南普陀村】

 美しかった集美学村を後に、南普陀寺へ向かうことに。程なくバス停を見つけバスに乗りました。終点の「厦門大学」まで、距離が長くなるのに、値段はなぜか2元(30円)と来るときより1元安かったです。


 厦門大学の停留所へ付くと、大学の門が。自由に入れましたが、3時頃までにはホテルに着きたいなと思い、すぐ近くの南普陀寺の門へ。


 南普陀寺の入り口へ行くと、結構、入場券を買うために並ぶ人が。3元もったいないし、入るのやめようかななんて悩みつつ、少し待ってから入場。寺の奥に見えた岩山が気になったので。


 さすがに有名なお寺。多くの人がいました。


 お寺の中を進むと、大きな「佛」の字が刻まれた岩が。





 この辺から山登りへ。


 岩をくぐったり、面白いコースでした。


 登り道は相当きつく、途中でも結構、見晴らしのキレイなところがあり、頂上まで行かなくても良いんじゃと思いつつ、ここまで来たらと思い、登り続けました。頂上へ着くと、景色もあまり良くはなく、少しがっかり。まだ道が続いていましたが、半袖シャツになり汗だくで、時間も気になりだしたので、ここで折り返すことに。


 アモイとコロンスが見渡せる、清々しい場所でした。


【中山路】 

 南普陀寺から1元バスで予定通り、3時頃にホテルへ到着。少し休んでコロンスを目指すことに。途中の建物も西洋風で中国を忘れてしまう情景でした。



【コロンス島】

 今回の一番の目当てはこのコロンス島でした。昨日に続き2回目の訪問。昨日は暗くて何も見えなくなってしまったので、今日は明るいうちにできるだけ色々と見て回ろうと思いました。



 ピアノ島とも呼ばれるこの島では時々、かすかにピアノの音が聞こえてきていました。


 外装はそのまま、内装などをリフォームしながら、長く使っているのがわかりました。


 街歩きをして、有名なスポット、日光岩へ。ここへ来る前は行くつもりでしたが、どうしても安い旅を楽しんでいると、入場料60元(900円)なんかがスゴク高く感じてしまい、断念しました。


 その後は、夕暮れ時を迎える街をブラブラ。南国ムード溢れる街でした。建物だけじゃなく、自然の姿も見所だなと堪能しました。


 海辺では結婚写真の撮影を。なんだか喧嘩して向かい合っているような変なポーズでした。


 フェリー乗り場の丁度裏手の方でしょうか。この島の名前の由来の岩に辿りつきました。


 あれだけ食べたのにまた小腹が空き、出店へ立ち寄り。魚介類、肉、野菜などを売っていました。


 1本2元の串焼きの肉2種類と、今回の中国で初のビール(青島)を。そんなこんなで、日が沈みかけてきました。


 この辺は良いスポットなのに人も少なく、キレイな夕陽を静かに眺められました。


 血統書付きや雑種の可愛い犬達も結構みました。首に紐を巻いてたり、巻いてなかったり、飼い犬なのか野良なのかわからない犬も多かったです。


 コロンスの岩を離れ歩き出すと、益々人が居ないところへ。漁船が泊まっていて、こちらも情緒溢れる景色がありました。


 コロンス島の案内図には、なぜか日本語表示も。日本人は見かけませんでしたが、そんなに日本人がくるのでしょうか。


 海辺では西洋人が一人、たたずんでいました。コチラもキレイ。


 しばらく歩くと、ライトアップされた「海滄大橋」という橋が。そして、月と対岸のアモイのビル群が見えてきました。


 こうして、ノンビリと幻想的な散策を満喫し、足浴の店へ。この日は試しに泰式と言うのを2時間受けてみました。力いっぱいやられてすっきりしました。



アモイの旅トップ 11月23日(金) 25日(日)

<Thanks!>

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