旅する惑星

【出雲へ】

　帰りの飛行機は

　JN２３５０　１５：３５　出雲　～　１６：３０　伊丹
　JL１５２２　１７：３０　伊丹　～　１８：３５　羽田
　
　で予約していました。
　２日目の出雲へは、とにかく飛行機に乗り遅れないようにと言うことが大事でした。松江をノンビリして、１０時頃出発して、出雲を３時間くらい見ようと思っていました。ただし、前日の夜、雨であまり見れないなと考え、便を早めようと思いました。予め、時刻表を印刷していたのに加え、携帯電話のネットで調べて、ある程度の計画を立て、５：４５に起きて、温泉に入り、準備をすることにしました。起きられるかどうかが鍵でしたが、見事に起きて準備をすることができ、２時半頃の電車に乗ることができました。
　

　一畑電車という電車で、松江しんじ湖駅の前には足湯がありました。一畑電車は単線で２両編成、日曜日の朝と言うこともあり空いていました。１番前の座席に座り景色を楽しんでいたのですが、途中の駅でスイッチバックして、一番後ろの席になってしまいました。

　一畑電鉄は松江しんじ湖～電鉄松江市駅が主線で途中の川跡駅で乗り換えをしました。この時は３方向の電車が駅に並びました。電車はワンマン運転なので、首都圏のバスのように整理券を使って料金を支払うのですが、自転車持込料金も書かれていました。駅周辺も何も無かったところが多かったので、自転車も併用しないと大変なんだろうなと思えました。

　出雲大社前駅はレトロな感じの駅でした。時間は少しありそうでしたので、すぐには出雲大社へは向かわず、反対方向にある廃線となった旧JR大社駅舎へ向かいました。途中には大きな鳥居がありました。

　大社駅舎は開けた場所にありました。ここへ来た時点で、帰りは電車でもバスでも空港行きバスが出ている出雲市駅へある程度の時間が把握できたので、携帯と公衆電話を駆使して、飛行機の予約を変更しました。羽田ではなく、自分には好都合な成田へ向かう飛行機への変更が可能な時間でした。

　変更後
　JN２３４６　１２：３５　出雲　～　１３：３０　伊丹
　JL３００６　１３：５０　伊丹　～　１５：０５　成田

　旧JR大社駅舎からは、遠くに先ほどの白い大鳥居を望むことができました。雨のため、歩く速度も遅かったのですが、２０分程度歩いた道を戻り、さらにその先の出雲大社へいよいよ向かいました。大社の入り口へ着くと、これまた大きな鳥居がありました。後で知ったのですが、もしも観光バスなどで来ると、バスの乗り入れ口は大社の裏手というような場所なので、白い鳥居もこの鳥居も見ることが無いまま終わってしまう可能性もあるのです。電車を使って来たので、良かったなと思いました。この鳥居をくぐるころは、まだ９時を過ぎたばかりで、近所の商店街も開いてなく、人気も少なくて清々しかったです。
　ここへ来る頃にはお財布の中は２０００円しかなく、どこかでお金を用意しなくてはと思ったのですが、携帯で調べても所謂都市銀行は支店が無かったので、島根銀行に入り、一瞬悩んで、セゾンカードのキャッシングで１万円、引き出しました。翌日、急いで勤務先で返金したら、利息は４円で済んだので、銀行の手数料より全然安かったのでホッとしました。旅人（遊び人）の知恵が効きました。

　下の左の写真の建物が見えたので、ガイドブックを広げて、参拝の仕方を見て、拝んでみました。後で気がつきましたが、これが本殿だと思っていましたが、どうやら拝殿らしく、自分はここまで来て、本殿を見逃した、というかチラっと見ただけで終わらせてしまっていました。。このサイトを書いている時点で気がつきました。やっぱり雨の日は旅に向かないですね。というか、バタバタと行ったので明らかに予習不足です。いつもの事ですが。あ、大鳥居は日本一の大鳥居って書いてある。見れてラッキー。

　その後、神楽殿を見て、バス駐車場を過ごし、松並木を通りました。正門鳥居の向こうにまた、薄っすらと大鳥居が見えています。この後、一畑電鉄を乗り継いで、出雲市駅へ行くつもりでしたが、バス停の時刻表を見ると、ちょうど良い具合でバスが出そうでしたので、バス駐車場裏のバスターミナルまで戻り、１時間に２本のバスに乗りました。本当なら、ここから奥地の海岸へ行っても良かったのですが、悪天候で旅の気分ではなかったので、早く帰宅することにしました。

　出雲大社のバスターミナルから出雲市駅まで、およそ２５分、５１０円の旅でした。のどかなバスの景色を見ながら、出雲市駅に着くと、まだまだ時間に余裕があったので、入場券で駅の中に入り、電車の写真撮影なんかをしてみました。真ん中の写真はなんと、１両編成でした。

　出雲市駅から出雲空港までは、JALの飛行機の出発に合わせるような感じで、バスが出ています。７００円でした。
　駅で小腹が空いていたので、たこ焼きを食べましたが、乗り継いで帰るまでには食事の時間も無いだろうと思い、空港でレストランに寄りました。出雲そばが美味しかったです。そしてJALUXの経営しているBLUE　SKYというお店でお買い物。JALカード提示で１割引かれるんですね。下の右の写真は島根限定、ご当地キティちゃんです。安来節のドジョウすくいバージョンです。
　帰りの便はJAC仕様の飛行機でした。時間が早かったせいか、乗客は少なかったです。実家に帰ると、前日に送ったお酒や海産物などのお土産が既に到着しており、早速、炭火焼きで食べだしました。ふぐの燻製なんかも美味しかったです。

【旅を終えて】
　久しぶりの国内旅行でしたが、バタバタと実行し、一泊だったことが残念です。良い景色も見れるし、日本語が通じるし、穏やかな方言なんかも聞けて、違う文化も感じられて良かったです。すごく美味しい物も食べれましたし。ただ、やはり台湾などと比べても、言葉が通じ過ぎてしまうし、刺激が少ないかなっていう気持ちもしました。ただ、一人旅でなく、天気も良ければ、より楽しかったのでしょうが。松江にはまた晴れの日に行って、夕陽と温泉と違う魚を堪能したいなと思いました。

TravelTop　　2月17日

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一畑電車