'  2007-2008 Taipei/Taiwan  台湾、台北旅行記

<2008年1月2日>

この日はガイドブックにも紹介されている、平渓線というローカル列車でブラブラしようと思いました。気合を入れて、朝8時を過ぎた頃、ホテルを出発。9時の特急自強号の切符を購入。


待っていると、遠くのホームに2007年1月に開通した台湾高速鉄路の列車を発見。また、2007年五月デビューの特急太魯閣号も目にすることができました。


自強号に乗ると、9時40分頃、乗り換えの駅、瑞芳駅に到着。ローカル列車の平渓線は次の列車まで2時間近い待ち時間がありました。そうは言っても、去年行った映画「千と千尋の神隠し」のモチーフとなったジュウフェンに行くには少し時間がなく、駅周辺を散策開始。以外にも市場が賑わっていていて、楽しめました。まずは肉まん12元でスタート。


こちらはソーセージにピリ辛タレをつけて食べます。こちらも美味しかったです。「拍照マ?(写真を撮っても良いですか)」と聞いたら、元気良く、「可以!(いいとも)」って返ってきました。親子でしょうか。



その場で豚肉がさばかれたり、鶏肉がまるまる売られていました。


去年ハマった、豚肉の角煮みたいなのを載せたご飯。ここは卵とかも載せてくれました。25元です。こちらのおじちゃんも笑顔で写真に応じてくれました。瑞芳はとても良い街です。


2007年12月末より、日本人観光客を快く迎える駅長さんの呼びかけで、6人の有志の方が交替で案内をしてくれています。ジュウフェンや平渓線のパンフレットをくばりながら、一生懸命、日本人を探して話しかけています。80歳を越えているそうですが、元気で優しいです。左がヨウさん、右がキョウさんです。


【十分瀑布】

やっとこさ電車に乗り、ローカル列車の旅の始まりです。1日券もありますが、自分は取り合えず、区間切符を購入。時刻表をメモしてクチコミサイト、4Travelに掲載しました。行かれる方は参考程度に使ってほしいです。

ちなみに、平渓線、十分瀑布に憧れたのは、2006年にフジテレビ系列で放送されたメトロポリタンジャーニーという番組で蛭子能収さんが訪れたのを見て憧れました。


取り合えず、十分瀑布という滝を見るために、大華という駅へ。この駅か十分駅から行かれるそうですが、手前の大華駅で降りてみました。無人駅で道もなく、車掌さんに聞くと、線路の方を指差されました。近くにいた、工事をしていた人に聞いても同様の答えが。立ち入り禁止の標識が立つ線路を歩いていくみたいです。


さっき、ヨウさんが大華駅から行く場合、途中のトンネルで車に気をつけてくださいねって言ってたけど、このトンネルのことでした。これは気をつけないと。前を歩いていた日本人カップルは、この看板を見逃してドンドン行ってしまいました。


180元(630円)は高い!と思いながら入場。なんとまだお客さんが全然いなくて、貸切状態。気持ちの良い瀑布でした。


水の色も不思議でしたが、色々な位置から一人でウロチョロ見られて良かったです。見ないと損です。


台湾では「の」が流行っているそうですが、「挑戦平衡の極限」って、なんだか凄い。でも、遊具と合っていないような気も。。。外へ出てから気付いたのですが、入り口はこんなにハッキリしていました。線路を歩いていると、見落としがちかもしれません。


吊橋を渡り、次の電車を計算しつつ、十分駅へ。台湾の犬はみんな優しい顔をしていました。


十分老街です。ランタン祭りで有名な地です。右は駅です。有人駅でした。瀑布の所にも駅があっても良いのにとも思いましたよ。


十分駅で列車に乗り、次に降りたのが平渓駅。瑞芳駅で貰ったパンフで「老子山」の写真を見て、興味が湧きました。駅の階段を降り、右手に入り口がありました。


運動不足もありますが、結構、本格的っぽい山でした。


もう、本当に壁面に張り付いて上り下りしました。ここで、次の目的にへのバスを80分待ち。バスは90分に1本でした。


【深坑】

待ち時間タップリのローカル線の旅を終え、台北市内へバスで戻ることに。昨日の臭豆腐に魅せられて、豆腐を名物としている、深坑という街で途中下車しました。街は臭豆腐の臭さと美味しそうな香ばしい臭いが漂っていて、すごく食欲が湧きました。食の街として注目を浴びているそうです。


東坡肉がある店に興味が湧き、入ってみました。豆腐料理も豊富で、店員さんにお薦めを聞いて、辛いスープで地の塊みたいのが入った鍋をチョイス。熱々で美味しかったです。肉150元、豆腐70元と書いてありましたが、190元(665円)で良いとのこと。安くて美味しいです。右は食べたのと違うお店です。


さらに街を奥へ歩くと、涼しげな匂いが。そう言えば杏仁豆腐も杏仁も豆腐と関係あるの?と思いつつ、香りに引き寄せられて、注文。どうも粉状で売っていて、自宅でも作れるみたいです。爽やかで美味しいジュースでした。


【猫空、ロープーウェー】

深坑の街を後にし、バスでMRT木柵駅を目指すことに。そう言えば2007年に開通したばかりのロープーウェーが近いはずと思い出し、立ち寄ることに。MRTの1日乗車券を買っていたので、思いつきで行ったりきたりできます。木柵線はなんと無人列車でした。


ロープーウェーは高かったら乗らないようにしようと思いつつ、高所好きなので、ついつい50元で終点まで。一人で乗らせてくれました。乗っている時間は結構長く、風も意外と強く、室内電気もなぜか途中で消えたりしていました。そういえば、ここってエアチャイナの国だしな〜。なんてことも頭を過ぎったりしました。


途中、指南宮を見下ろし、遠くにTAIPEI101を見る景色は素晴らしいものでした。茶芸館などでも有名な地らしいのですが、着いた頃にはすっかり陽も落ち、遠くの101を見るだけで終わりました。


【行天宮】

MRT木柵線なら、行天宮にも行かれるのではと思い出し、ライトアップされた行天宮へ向かいました。前回の朝とはまた違った景色でした。


そして、歩いてホテルサンルート台北へ。近くの雙城街夜市で大腸飯60元を。


なんだかジュースにも興味が湧き、一番高いのを指差し注文。オバチャン、なんだかメニューを見て一生懸命作り方を思い浮かべていた感じでした。滅多に出ないの〜?と思ったけど、サッパリした美味しいジュースでした。何を入れたか見てなかったけど、正解です。




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