Travel'  2007 Thailand,Sukhotahi  タイ、スコータイ旅行記

2007年7月16日スコータイ日帰り旅行

<プロローグ>

タイへの訪問は決めたものの、バンコクで4泊5日過ごす以外、何も予定が決まっていませんでした。出発まであと3ヶ月という4月の日曜の朝、フと、そうだ、以前から行きたかったスコータイに行こうと思いつき、ガイドブックを見て、バンコクエアウェイズならスコータイの空港へ毎日2便出ているとか。さっそくネットでフライトを確認すると、何とか日帰りで行かれそうなことがわかりました。そのまま同行するsadaとスカイプで話をして、行くことに決め、英語のサイトで不安だなとブツブツ言いながら決済完了。よし、多分大丈夫だろうと、サイトのホームに戻ると、なんと右上に日本語表示マークがあることに気づきました。どうも日本語で予約までできたみたいです。まぁ、なんとか取れたので、あとは現地で楽しもうということに。こうしてバンコク発スコータイ日帰り旅行が決定しました。

 PG211 07:50 Bangkok     09:05 Sukhothai
 PG214 17:20 Sukhothai    18:30 Bangkok

航空券を確保したものの、スコータイ観光の情報はなかなか見つからず、上手く行って、見て、帰ってこれるのか、心配でした。加えて、ガイドブックもサーッと見て流すだけで、詳しく読まず、前日くらいに3つくらい回れたらいいなくらいにリストアップしていました。


朝、7時50分のフライトということで、1時間前にはチェックインしたい、ということで早朝6時にホテルを出ました。3日目ということもあり、もう寝不足も重なっています。タクシーは見習いの運ちゃんだったのか、メーターでというと、メーター分250Bほどしか受け取らない勢いでした。たしか空港税やら色々あるはずなので多めの350Bを支払っておきました。


朝のスワンナプーム空港は静かで涼しさもありました。しかも国内線。利用者も少なかったです。写真左はカンボジアに向かう飛行機でしょうか。バンコクエアウェイズのマークが入り、シュムリアップエアという文字がありました。デザインは乗った右のものと似ていました。後からの搭乗です。機内食は駅弁みたいに箱入りででました。サッパリしていて食べやすかったです。ちなみに国内線利用でもパスポートが必要です。自分はいらないと思っていたのですが、Sadaの一言で念のために部屋まで取りに戻ったので、命拾いしました。


スコータイ空港はさすがバンコクエアウェイズの所有する空港。ガラ〜んとして長閑でした。飛行機を降りると、左上の写真のような車で空港施設まで移動です。


空港につくと、出口の目の前にはタクシーとかが待っているのかなと思いきや、まったくそんな状態ではなく、数台の大型車が。少しオロオロしましたが、Sadaが取りあえず、カウンターみたいなところに一緒にたむろしていようと言うので、言っていると、なにやら女性スタッフがどこへ行くのかと聞いてきてくれました。空港もバンコクエアウェイズの物ですが、なんと市内とを結ぶリムジンバス?もバンコクエアウェイズで運営しているらしく、新市街のホテルなどを数軒回り、最後に遺跡群があるオールドシティへ行ってくれるとか。今日の便で帰る旨を伝えると、降りた場所で15:30にピックアップするから、そこに集まるようにとのこと。一人片道250B、往復で500B(1850円)。最悪の場合、タクシーでもチャーターとか色々考えていたのですが、思ったより良い方向に転がった感じでした。


取りあえず、スコータイ空港〜遺跡群の乗り物が確保できたので、もう、後は怖い物は無いかなという感じになりました。空港から市街まではこれまたのどかな感じでした。車はレンタルサイクル屋さんの前で降りました。自転車は1日20B(74円)、バイクは1日200B(740円)と、かなりお安い感じでした。バイクにも後ろ髪を引かれながら、ここではママチャリをチョイス。後から気づいたことには、バイクの前に人が乗ることができるトゥクトゥのような乗り物のチャーターもあったみたいです。いくらか解らないのですが、炎天下のなか、汗だくになって日焼けしながら、道に迷ってチャリンコ観光するよりは、全然楽チンそうで、羨ましかったです。


取りあえず、観光して帰れる目処がついたので、後は楽しむだけです。最初に、見たいと思っていたワット・シー・チュムを目指しました。若干、道に不安ながらも、途中、ワット・ソラサック(推定)、ワット・プラ・パーイ・ルアンを見て、ワット・シー・チュムの道標を発見。段々と近づくと、箱の中から顔を覗かせているワット・シー・チュムに到着。


こんなスタイルの仏像遺跡は初めてみたので、興奮しました。これぞスコータイと、テンションが上がりましたよ〜。ちなみに観光客は西洋人が数人程度でした。穴場です。料金は徴収されませんでした。


この小さい入り口の麓にはすごく小さい猫がノンビリしていました。危うく踏んでしまうところでした。周辺もきれいに整備されていて、美しかったです。


城壁北側のスポット、ワット・シー・チュムの次は、西側のスポット、ワット・サパーン・ヒンを目指しました。旅慣れた(?)ボクは地図を見て何となくこっちだろと見当を付けて目指しだしたのですが、旅慣れない、心配性のSadaは反対だ!地図を見よう!と神経質になっていました。ワット・サパーン・ヒンまでの移動は地図上でも距離があるので、チャリをこぎながら自分も少し心配になりましたが、道路標識があるということはその反対には何かあるという経験からズンズン進みました。数分後、やっと入り口の標識が。ここでは通行料なのか、入園料なのか30B(111円)ほど徴収されました。この道のりは一番険しく、左上の写真は上り坂を下から写した写真です。この登りはきつかったです。


上り詰めると、もう息が切れ切れで、とてもノンビリという感じではありませんでした。暑さが疲れを誘いました。下りると、前方に人を乗せる荷台がついたバイクで観光している西洋人アベックが到着。女性は松葉杖でしたので、男性が一人でサクサクと坂を登って行きました。まるで自分達は修行でもしている境地になりました。


取りあえず、ハンドタオルも絞れるほどの汗をかき、ホテルでのジム利用もしないで済んだことを確認して、城壁中心部へ向かいました。城壁内の公園は料金がかかりました。人40B(148円)、ママチャリ10B(37円)、合計185円でした。到着すると、なにやら撮影が行われていました。どこをさ迷っているのかもわからなかったのですが、目標であるワット・スラ・シーに到着していました。ここでも円柱が何本も立つ、不思議な形が残っていました。


ワット・スラ・シーの次はチャリをこいで、ワット・トラパン・グーンを遠方に見かけましたが、体力的にきつく、遠くから見たから良いやという気持ちになってしまいました。次に来たのがワット・マハタートです。橋を渡るとデカイトカゲを見つけました。苦手な方は要注意です。


へばっていたオッチャンSadaを入り口へ残し、一人、ワット・マハタートへ入っていきましたが、遺跡好きなボクは大興奮!もうダレもボクを止められないという状況でした。かなり広範囲に色々な遺跡が残っていて、スコータイへ来て良かった〜と実感できました。


天気は曇り時々豪雨でしたが、湿度も気温も高かったです。しか〜し、ここは見て回りましたよ〜。


ちょっと逆光気味で見にくいのですが、面白い遺跡でした。遺跡が好きな人にはオススメです。


傾いているようにも見えますが、ボクではありません。多分遺跡が傾斜しているのです。


休憩していたSadaと合流して、ラームカムヘン大王記念碑へ。満喫できましたぁ。


その後、南のナモ門から出て、城壁南側のワット・チェトゥポンを目指そうということにしましたが、なんだかお昼ご飯を食べたら、満たされてしまいました。後から気付くと、城壁内のワット・シー・サワイも見逃していました。ガイドブックで事前に予習しておかないといけませんね。ビールはビンで80B(296円)でした。麺やご飯は具を色々と選べました。食べたのは豚肉です。20B(74円)。安い!疲れていたので、マンゴーシェイクも頼んで完全に落ち着いてしまいました。食べ入ると、犬がおねだりに来ました。


こうして遺跡観光を終え、集合場所のレンタルサイクル屋でジュースを飲み、空港へ。空港はバンコクほどセキュリティチェックが厳しく無かったです。ジュース、スナックがご自由にでした。観光客に優しいバンコクエアウェイズという感じです。フルーツジュースを3杯も頂戴しました。帰りも1時間ほどのフライトを機内食をサクッと食べて、寝て、満喫しました。



<スコータイ観光を終えて>

タイへは7回目の訪問になりました。その間、バンコクを拠点にアユタヤ、カンチャナブリ、チェンマイと日帰りで観光しました。スコータイにも世界遺産に登録されている大きな遺跡群があることを写真でも見て知っていました。以前から行きたいと思っていましたが、以前はタイ国際航空がピサヌロークという空港に便を出しているだけで、険しい道のりだと感じました。今回、行ってみようかと思い、調べると、バンコクエアウェイズという航空会社が1日1便だしているとか。ネットで時刻表を調べると、なんだか日帰りに丁度よさそうでした。行きたい所は行くべしという思いから予約しましたが、現地情報はなかなか得られず、心配もありましたが、思った以上に良い観光ができました。やはり思ったことは実行に移さなくてはと、またまた実感しました。

アユタヤの遺跡郡も見て、とても良かったですが、コチラの遺跡も、本当に見れて良かったと思いました。日帰りで限られていたので、シー・サッチャナーライ遺跡公園、カンペーン・ペッ遺跡公園などは回れませんでしたが、日本人もまだ少なく、ノンビリできる点も良いなと思いました。特にワット・シー・チュム、ワット・マハタートが心に残りました。遺跡に興味がある方は、バンコクからも日帰りで観光できるので、オススメです。




TravelTop  ThaiTop


<Thanks!>


バンコクエアウェイズ ・・・http://www.bangkokair.com/


HOME