Travel'  2007 Shimane  日本:島根県:松江、出雲旅行記

【旅のはじまり】
 
久しぶりに国内旅行をすることになりました。相変わらずの一人旅です。本当は国内では鳥取砂丘を見てみたいという気持ちがあったのですが、今年は日本航空(JAL)のマイレージをひたすら貯めたいという理由から、全日空(ANA)しか行かない鳥取は今回は見逃し、興味が湧いていた山陰地方のこの地へ行くことにしました。急な予定を立て、2007年2月17日〜18日の2日間で天気は雨でした。

【千葉〜松江】
 今回は松江と出雲の少し離れた、交通の便の悪そうな2箇所を見たいと思っていましたが、実は当日まで、初日に松江を見るか、出雲を見るか迷っていました。ガイドブックによると宍道湖の夕陽がきれいということで、それは見たいと思っていましたが、2日目を出雲にして、すんなり飛行機に乗れるかどうかなど、心配事もあり、出雲が先で松江が後とも考えていました。結局は時間効率を考えて、松江を初日にしました。


 今回の旅程は飛行機を利用しましたが、とある事情もあり、東京羽田〜出雲や東京羽田〜米子などを利用せず、東京羽田〜大阪伊丹〜出雲空港という便を利用しました。

 JL1509 09:30羽田 〜 10:40伊丹
 JN2345 11:10伊丹 〜 12:10出雲

 予約はWEBで行い、羽田からの便は座席も指定できたので、しておきました。羽田へ着き、JALカードを使い、自動チェックイン機で2便ともチェックインをしようと思ったのですが、なぜだかできなかった為、伊丹空港で1回外へ出て、再度、チェックイン機へ向かいました。結構、乗継時間が無かったのですが、うまくチェックインできず、カウンターへ行くと、「ただいま座席を調整しています」とのこと。不思議に思っていると、「座席が1人席の一番前で雨風が吹き込む座席か、2人席の一番後ろでリクライニングがあまりできない座席のどちらかになります」とのこと。雨風吹き込むって・・・と、少し唖然としましたが、迷わず、「先に言った方で」と答えました。ということで、1A座席に。小さい飛行機でしたが、雨風なんかは吹き込んできませんでした。それより、CAさんとの対面席で少し恥ずかしかったです。JALグループの日本エアコミューターという会社で、設立以来、無事故を誇る会社だそうです。乗客は36人でした。


 出雲空港から松江市街へは、飛行機到着後10分後に発車とネットで調べていて、トイレもさっと行かなくてはなんて思っていましたが、思った以上にゆっくりの出発でした。ホテルは比較的安いホテルが多く、温泉が見れて、湖畔に面した部屋の2万円くらいの部屋とも思っていたのですが、色々と本やネットで調べて、結局6000円程の松江ニューアーバンホテルの別館にしました。

 2時チェックインで予約しましたので、バスはホテル近くより少し手前のJR松江駅で降りました。運賃は1000円でした。雨でガイドブックを小まめに見たりもできないし、機動力が落ちてしまうのですが、取り合えず、お昼ご飯はガイドブックに載っていた、「和らく」というお店に行きました。敷居が高そうですが、カウンターもあり、一人でも入り安いと書いてあったので選んだのですが、本当にその通りでした。上品なサービスと上品な料理。お昼は9品の小鉢とてんぷら盛り合わせ、茶碗蒸しにシジミ汁、ごはんor寿司で、1680円か1995円しかないのですが、少しずつ出された魚がすごく美味しかったです。もちろんランチビールも忘れませんでした。あまりのキレイな料理で写真も取りたかったのですが、一人で恥ずかしかったので、やめておきました。

 食事を終え、ホテルへ向かい情緒ある街の中を歩きました。途中でネットでなんとなく見かけて覚えていた酒造「豊の秋」の看板を見かけました。恐る恐る入ってみて、勧められるままに試飲をして、父親へのお土産用に一升瓶2種類を実家へ発送しました。


 途中、ホテルにチェックインをして、少し休んでから、ブラブラと歩き出しました。松江は水の都で、堀の中を小船で回って見たり、宍道湖遊覧などもでき、興味もあったのですが、何分、雨で寒くて、やっていないかと思ったら、結構年輩の方々が乗っていました。
 街を歩いていて驚いたことは、寒くて結構な雨が降っているのに、自転車に乗ってる人や、歩いている老人など、多くの人が傘をさしていないのです。本当に驚きました。そんな中、自分はお城まで遠回りをしながら歩こうなんて、大通りを歩いていたら、車が水溜りに突っ込んで走って、跳ねた水を思いっきり頭からかぶり、びっしょりになりました。こんな風に濡れるから、傘をささないのかななんて思ったりもしました。もう気分もだいぶ冷え込みましたが、取り合えずお城の方へ。


 天守閣に向かいつつ、石段を登ると、途中に松江神社と松江郷土館が並んでいました。郷土館は明治天皇が行幸の際に、宿泊する予定となっていたが、結局行われなかったとか書いてありました。中では、対戦中の展示物が色々とありました。天守閣は外から見ると、意外と小さくて、最初は少しがっかりしましたが、中は色々と展示されていて楽しめました。


 松江城を後にして、その裏手にある塩見縄手の方へ歩いて行きました。古風でキレイな街並みを見ることができました。


 地ビール館という所にも興味があったのですが、びしょ濡れで寒くて、ビールという気分ではなく、塩見縄手を歩き、もう一度、松江城の正面へ。島根県物産観光会館であご(トビウオ)の加工食品や出雲そば、見た目にもキレイだった彩雲堂の茶菓子などを買いあさり、またもや実家に発送。お土産を送れるなんて楽だし便利な世の中になったものです。要冷蔵の物も心配なしですし。
 次は最大の目的、宍道湖での夕陽を見るべく、有名スポット方面に向かって歩きだしました。雨で夕陽なんか絶対に見られそうではなかったのですが、案の定、何も見れませんでした。お正月の台湾についで、残念な結果です。


 夕陽は残念でしたが、こちらこそ最大な目的とも言えそうな、夕食タイムへ。ガイドブックにも多くのお店が紹介されていて、すごく美味しそうなところもあったのですが、何分、一人だとあまり人気の店に特攻しずらくもあり、また、現地のこじんまりとしたガイドブックに載らない居酒屋や郷土料理屋さんにも興味があり、ブラブラと歩き出しました。そして、少し小奇麗でこじんまりとした感じの「居酒割烹 日本海 磯万」というお店に入ってみました。中ではテーブル席が3〜4席くらいあり、満席という感じで、一人だしカウンターでいいだろって思っていたら、入り口の予想に反して、奥が広く、お座敷が6部屋くらいあり、そこへ通されました。びしょ濡れ状態で申し訳なかったのですが、一人で和室の個室。すごくゆっくりできました。料理は本日のおすすめメニューを中心に5〜700円で4品選びました。左上はお通しで、アンキモがすごく良かったです。右上は「ダルマタイ」です。大きく切られて、脂が美味しく乗っていて、良かったです。次に白子ポンズが来ました。魚というと、お刺身で味を判断してしまいそうになるのですが、色々と試してみたいと思い、「生ダコの唐揚げ」を頼んでみました。揚げてあるのに、タコは透き通るような色で、プリプリしてこれも美味しかったです。そして最後に「穴子の白焼き」。穴子というと、タレ味で柔らかいものが想像されますが、コチラもプリプリした食感でしまっていて美味しかったです。女将さんと話すと、魚には自信がありますとのこと。良い仕事をしているな〜って思いました。もっと色々と食べたかったのですが、一人なので仕方ないのですが、良い選択だったと思います。東京で食べる魚とはまた違い、本当に美味しかったです。


 後でネットで発見しましたが、2杯飲んで3990円でしたが、コースよりも安いと言うことは、小食だったのか?しまったー!って思ってしまいました。

 食事で満喫して、ホテルに戻り、楽しみの一つであった展望大浴場で冷えた体を蘇生させようと、楽しみ勇んでお風呂へ。服を脱ぎ、入ってみると、時間はもう21時。外はもう真っ暗という感じで、薄暗闇にオッチャンたちのオケツがぼんやり展望できるだけでした。温泉通の人はこんなミスは犯さないのでしょうね。まぁ、ゆったり汗をかくまで浸かれたので、よしとしましょう。翌日も朝6〜10時でやっているので、そこで楽しむことにしました。



TravelTop  2月18日

<Thanks!>
JAL 日本航空
  JAPAN AIRLINES

チケット購入はJALカードで


松江ニューアーバンホテル

日本料理 和わく

米田酒造 豊の秋

島根県観光物産会館

御菓子司 彩雲堂

居酒割烹 日本海磯万

松江市観光ホームページ

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